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劇録!!精神病棟24時〜エピソ−ド 1
精神病院入院中のエピソ−ド1

覚せい剤中毒患者Åさん

私が入院して初めて・・色々と話たのがÅさんだった、年齢は私より1回り多いが
見た目は若い。彼は、某医療法人理事長の子息で医師を志したが挫折。
覚せい剤からヘロインまで・・この世のありとあらゆるドラックを経験した。

20年間働く事なく親からの膨大な援助で・・
ドラック生活をしてきたがついに逮捕。
拘置所を保釈金を払い保釈後・・そのまま入院。

彼は、ハンサムで頭もきれるしリ−ダ−シップをとれるし、病人にも見えなかった。
他の患者さんにも優しく・・間違っている事は優しく指摘してくれる人気物だった!!

しかし・・うつ病からパニック症状で入院してきた。女性Eさんとの出会いが
彼を豹変させた!!お互い恋に落ちてしまったのだ!!

うつ病女性Eさんには、婚約者がいて・・結婚式を1ヶ月後に控えていた・・・。
だが、彼女は急にうつ症状が出て、外来治療の甲斐なく発狂した。

二人の関係は病棟内でも・・大胆だった!!これが次第に問題になり、医師・看護師
からも注意を受ける事になり、Aさんは次第に豹変して行く・・・。

長年に渡る違法薬物服用の影響で、離脱・禁断症状。フラッシュバックが頻繁に
起こる様になってきた。
看護師に対する攻撃的・挑戦的言動が1日中続き深夜ついに・・発狂した!!
彼はVIP患者だったが・・医師3人に取り押さえられ・・像に打つ様な量の沈静剤
を打たれ・・縛られ昏睡した。普通は独房で行われるが、VIPなので一般病棟内で
逆に・・覚せい剤中毒末期の状況を見せてしまう事になった!!

当時、私の症状はパニック状態から・・
我にかえり・・妻・家族・会社・友人に迷惑をかけた事の重大な責任と将来不安の念
にかられ、重いうつ状態だった・・・。
深夜眠れず・・追加の頓服をもらいに行く時に見た・・Aさんは悲惨だった・・・。

Aさんは全裸で獣の様な目をして・・病室を這いずりまわり・・私を睨んでいた・・。
私は、その顔を一生忘れないだろう・・今でもトラウマになってしまう・・。

「覚せい剤やめますか?人間やめますか?」
それは真実だった!!実際見なきゃ本当に理解出来ないと思う・・・。

翌日Aさんは・・山奥にある・・鉄格子付きの薬物依存専門施設に転院した・・。

次回エピソ−ド2

続く・・・。
| うつ病入院 | 11:33 | comments(0) | - | このページのトップへ
劇録!!精神病棟24時〜驚愕の実体〜 vol 2
精神病院閉鎖病棟に入院して・・まずは患者さん達から声をかけられ自己紹介する。
統合失調症の方が多いので・・彼らのほとんどはハイテンション・積極的なのだ。

ほとんどの病院は、現在は全館禁煙だが・・精神閉鎖病棟は専用の喫煙室がある・・。
私が入院したのは 1日6本(時間厳禁)タバコタイムがある・・。
当時の私は、ヘビ−スモ−カ−でタバコの時間が唯一の楽しみだったが・・
ここでも患者同士のトラブルに巻き込まれる事が多かった。

病院食も糖尿病・拙食障害・高齢者の方以外は、あまり個人に合わせてという配慮な
どは感じられなかった・・。
入院当初は・・痩せていた人も病院食大盛りと精神病薬の影響でかなり太ったとの事。
一見痩せている・普通体系の人も・・お腹だけは出ているのだ!!

ある統合失調症の若い女性が・・・
「ここにいる男って・・なんでみんなお腹出てたり・・デブばっかなの〜」
と文句ばかり言う始末・・・。

運動するプログラムも施設も無い・・外の空気も吸えない・・
太陽は病室から見る事も出来ない・・。

もし運動したければ・・廊下を永遠と歩くだけ・・。

私は不眠症もあり・・ようやく寝れたと思った瞬間!!
眩しい蛍光燈がつき朝6時起床!!
朝7時半朝食(個室で食べれないので)全員揃って・・食堂室で食事。
食後・・薬の強制配給!! (中身は何??)
その後も・・タバコ・突然のラジオ体操・作業(ディケア)と事ある度に・・・
看護師のアナウンスが鳴り響く!!

リスパダ−ル(統合失調薬)の影響で・・頭はボ−ッとし・・言葉もどもり・・
そして昼寝する事も出来ず(他の患者さんが入れ替わり立ち代り来るので・・)

私は「ついに私もこっちの世界の住人になってしまった・・」と・・涙が出た・・。

次回・・・精神病棟24時エピソ−ド集へ
続く・・。

| うつ病入院 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
劇録!!精神病棟24時〜驚愕の実体〜 vol1
私が入院した病院は・・その地域では救急対応指定病院に成る程・・
建物も新しく綺麗な病院でした。

しかし・・患者として閉鎖病棟の中に入ったとたん「人間扱い」されなくなりました。
そして・・他の患者さんを見た時・・ある共通する顔の表情に注目しました!!
統合失調症・うつ病・パニック障害・アルコ−ル中毒・薬物中毒の全ての人です。
瞳は虚ろで・・号泣した後のような目じり・・赤みがった目の周りの皮膚。

「何故みんな同じ表情になっているのだろう??」何かおかしい??

初めて薬の時間になり、患者達は列を作ってました。それを見た時の恐ろしさは
今でも忘れません。
症状の違いに関係なく・・ほとんどの人に統合失調症薬が処方されていたのです。これはとても危険な事です。

彼ら・・彼女らの表情はこれらの薬の副作用によるものでした。

入院した当時の私の症状は・・妄想・幻聴・不眠・錯乱状態だったので、
私にも統合失調症薬が当たり前の様に処方されていました・・・。
そして大量の他の薬・・・。

病名が違う患者さん達との・・共同生活のストレスは想像以上のでした!!
看護師に四六時中怒鳴りつけ指笛を吹き続ける高齢者患者・・・。
廊下に片足立ちで何時間も立ち続ける若い男性・・・。
廊下で倒れて寝ているアルコ−ル中毒の高齢者・・・。
叫び続ける中年女性・・・。
自分は本来ハ−バ−ド大学に入って環境問題で地球を守ると豪語する青年。

うつ病で・・静かに休みたいと思う私にとって・・そこは・・・

この世とあの世の間の世界だと思いました・・・。

続く・・・。







| うつ病入院 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ